一戸建て住宅をリフォームする理由は人それぞれですが、どういった理由が多いのでしょうか?リフォームする理由として特に多くみられるものを紹介していきます。

老朽化

一戸建て住宅をリフォームする理由として最も多いのは、やはり老朽化です。ただ、老朽化といっても様々で、外壁や建材といった家自体の老朽化の他に、設備の老朽化などもあります。設備の老朽化で最も多いのが水回りで、設備の変更などもこれに含まれます。
お風呂やトイレなどは毎日使うものですが、これが古くなり壊れてしまうと大変なことになります。そのため、お風呂やトイレが故障、もしくはいつ壊れてもおかしくないという状態になった時、いっそリフォームしてしまおうと考える人が多いのです。
他にも、ガスコンロなどの設備変更もあります。特に高齢者が住んでいる住宅では、これまでのガスコンロでは火事になるかもしれないと考えた場合に、安全性が高いIHなどに変更することにして、その際に配電設備も交換、ついでにバリアフリーにリフォームしようと考える人も多いようです。そこまでいかなくても、手すりをつけたり段差をなくしたりと、ちょっとしたリフォームをする人は少なくありません。

生活状況の変化

それ以外のリフォームの理由として多いのが、生活状況の変化です。具体的には、子ども夫婦と一緒に住む場合や、子どもが独立したので子ども部屋が不要になったという場合です。2世帯住宅へと変更する場合、子どもと話し合いながら間取りを決定していくのですが、家を2つに区切るようなものですから大きくリフォームすることになります。
また、子ども部屋が不要になった場合は、いくつかの部屋を繋げて大きく使うケースや、防音設備などを追加することで趣味の部屋として活用しているケースがあります。そのままでも使えるかもしれませんが、やはり用途に合わせて部屋の造りを変更したほうが使い勝手はいいでしょう。
他にも、中古住宅を購入してリフォームをしてから住むこともあります。引っ越しなどで新築を建てるには予算や時間が足りないけれど、中古住宅にそのまま住むのは不便、という人に多く、しっかりとした造りの住宅であれば内装や設備を変更することで快適に長く暮らすことができます。
このように、リフォームの理由としては決まったものがありません。ただ、必要と感じた設備を追加することが多いので、現在住んでいる家に不足しているものがあるなど、不満を感じるようであればリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。