資産を運用するとなると、様々な方法があります。その中でも、不動産投資が選ばれているのは何故なのでしょうか?不動産投資をする人が増えている理由について考えてみましょう。

安定感がある

不動産投資をする人がなぜ増えているかといえば、安定感があるのが理由の一つでしょう。不動産投資の中でも、アパートやマンションを経営する収益不動産の場合、毎月の家賃収入が得られます。そのため、よほど空き室が多くなければ長い目で見ると投資した資金を回収しやすいといえます。
それに加えて、何かあった時にはアパートやマンションを手放すことで売却代金を得ることができます。もちろん購入した時の代金より下がることもありますが、例えば100万円下がったとしてもその間に家賃で100万円以上の収入があれば、投資としてはプラスでの成功となります。つまりは値下がりした分よりも多く家賃収入を得られていれば、それで成功といえるのです。
また、場合によっては土地の価格が上昇し、建物代金は下がったとしても土地の代金がそれ以上に上がっている場合もあります。土地の価格は一定以上下がることが少ないので、他の資産運用と比較しても安定性が高いといえるのです。

レバレッジを効かせやすい

不動産投資がなぜ資産運用に選ばれやすいかといえば、レバレッジが効かせやすいという理由もあります。これは、自己資金が少なくても高額の物件を売買できるということです。
どういうことかといえば、不動産投資の場合は銀行からローンで借り入れができるため、例えば自己資金が100万円しかない場合でも、銀行から900万円の借り入れをすることで1,000万円の不動産投資が可能となるのです。
この場合、毎月の家賃収入からローンを返済することになりますが、それでも全額を自己資金で賄った場合と比較して数倍の利回りを得ることができます。不動産投資において、借入をした方がなぜ利回りが大きくなるかといえば、例えば1,000万円の物件に投資をして毎月の家賃収入が80万円だった場合、全額が自己資金であれば毎月の利回りは8%となります。しかし、自己資金が100万円で借入が900万円だった場合、毎月50万円返済した場合には手元に30万円残ることとなり、100万円の資金で毎月30万円の収入となるので、利回りは30%となるのです。
また、不動産投資によって相続税などの節税にもなる場合が多いので、資産運用には不動産投資がおすすめです。